TH10 防衛するのかエロいのか|泣くなぐ|クラクラ

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ざっくりいうと

  • 良子はAカップ
  • 哲夫は毛深い
  • あはん

ここまでの”泣くなぐ”一気読み



夫は車を持っていない。
免許は大学時代にとったのだがずっとペーパードライバーなのだ。

この歳で車を持っていないなんて少し恥ずかしかったが仕方がない。

アドベンチャーワールドには深夜バスで行くことにした。

「じゃあお弁当作って行きますね!車中泊もオツですよね。」

良子は哲夫を気遣ってか本心からなのか大変なはしゃぎようだ。昨日のクランでのイザコザなどフッと飛んでいきそうだ。



「クラン方針には従えません!僕はガチなんだ!!練習戦なんて認めません!!哲夫さん!どうなんですか?僕を呼んだのはガチムチクランを作ろうってとでしょ?」

「もっとガチムチしたい!好き!!!」

村弾丸丸は吠えた。
哲夫に認めてもらいたい一心で吠え続けた。
それしか彼には出来なかった。

誰にも愛されたことのない木村くんには、哲夫への愛をどう表して良いのか分からなかったのだ。

小学生の頃、誰もが好きな女の子の縦笛をぺろんちょぺろんちょした事があると思うが、木村くんの愛情表現はまさにソレだった。

いや、決して作者はぺろんちょぺろんちょしてはいないが漫画とかで良くあるじゃない?

誰もいない放課後。

素っ裸で好きな子の机を漁って縦笛をぺろんちょする。だけでなく自分の縦笛の口の部分と交換するような話が。

むしろオティンディンをそっと彼女の机に置いてみたり。

机に残ってた消しゴムを全てカスにしてから自分のアレを練り込んで糊で固めてなんか最初の雰囲気と一変した消しゴムに仕上げてみたり。

そんな青春の1ページ、若気の至りが…いやこの辺で止めておこう。



「えと、まず哲夫って誰?殺す。そしてクランルールが守れないならキックするよ?いやマジ殺すロマネスク舐めんな殺す( ΦωΦ)」

「あ、yoshikoさんごめんね。えとゴレホグのゴレの出すタイミングとAQの立ち位置だっけ?」

猫ふんメンバーは日頃温厚なロマネスクの弾丸丸への鬼対応に戸惑い yoshiko へのメロメロっぷりに困惑した。

「哲夫さん////」

弾丸丸にはたまらなかった。これが哲夫のやり方なのだ。

これが世に聞くツンデレなのだ。

このツンツンが長く重く続けば続くほど、次のデレデレは最高の甘味を持つことは必至。

超芳醇デレデレの幕開けである。

「哲夫さんそんなに///」

弾丸はもう止まらない。しかし邪魔なのはyoshiko だ。

哲夫の面倒見のよさを良いことに上手く取り入ってやがる。本当じゃまだ。どうしてくれよう。

「yoshikoさん!援軍にWBはやめてくださいね〜!次から気をつけてくださいね!」

「あ〜対戦援軍はちゃんとシールド貼ってから貰ってくださいね?ほんとに困った人だな」



子は耐えた。
何故この弾丸丸という新入りさんは自分にひどく当たるのか。自分も新入りだけどここでは彼よりも先輩の筈なのに。

しかし哲夫のクランの空気を悪くできない。
当たり障りのない返答でお茶を濁した。

「ああん?うっせ道程。素顔をTwitterで晒してんじゃねーよ!挽肉にしてやんよ?」

いやそれ当たり障りまくりでお茶がドス黒く濁りきってますから。

哲夫はこの2匹の飢えた獣を野放しにしたかったがリーダーとしてそれは許されなかった。

ほんとリーダーって面倒くさい。仕方なくクランメッセで注意を促す。

【次に誹謗中傷する輩は、不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまうぜ?
れと良子さん、チケットゲットしましたよ】

後半の意味がよくわからなかったがクランメンバー達は凍りついた。ロマネスク様がお怒りじゃ!!

弾丸丸と良子の間に遺恨は残ったが、取り敢えずは治まったようだ。哲夫はホッと胸をなでおろした。



ところで良子さん、特攻の拓知ってるんですね。僕すこしちびりそうになりました。

あはは、5つ上の兄が好きだったんでよく読んでたんですよ。

でも弾丸丸さん、何で私を目の敵にするんですかね?

ん〜道程だから?

あは、道程だからか笑

道程は困ったもんです。

ほんと、臭いですよね。

クラクラの話をしていると時間が経つのはあっという間だ。

20時に出発した長距離バスはそろそろ23時の消灯に近づいていた。

そろそろ寝ましょうか?明日の到着は早いですから。バスの消灯とともに哲夫達は毛布をかぶり瞳を閉じた。



なかなか寝付けない。元来哲夫は寝つきがよい方ではない。加えて窮屈なシートと隣に良子だ。寝れるわけがない。

鼓動が聞こえたらどうしよう。

 

そう考えると更に鼓動が早くなる気がした。

 

ん?

何かが手の先に触れている?

…これは

 

 

良子の手だ。

ほんの少し、触れているかいないかの微妙な位置。でも確かに触れている。

こっそりと良子を伺うと、すぅすぅと寝息を立てている。

 

 

 

どうする?

哲夫は悩んだ。もっと良子に触れたい。でも起こしてはマズイ。

 

でも!!



10分か、20分なのか。哲夫は悩んだ。

良子の手を握りたい。まだ一度しか握っていない手を。哲夫は少しだけずらして、偶然とも取れるくらいに、遠慮がちに手を合わせた。

 

 

…ギュ。

 

 

良子は起きている!手を、握り返してきたのだ。

もう一度目を開けて良子を見ると、今度はしっかりと目が合った。

 

 

「あの!!」

おっぱい触っても良いですか?

 

 

…こくり。

 

どうなる哲夫?どうなる良子?哲夫だって実は道程ぜ?
次回、泣きなぐ初のR-18 承認制でお届けするのはアリかな?

クロロ
考えとく

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