クラクラ小説〜舞台台本〜

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おはようございます!あっちゃんです

ツイッター上にてダチヒロさんというかたが「クラクラ小説の書評(本の紹介)コンテスト」をやるようです。詳しくはツイッターにて『#クラクラ書評』と検索し、ルールのごかくにんを。総額一万円の賞金もでるみたいですよ!

ピンク髪のかわいい幼女のアイコンのかたをお探しください。それがダチヒロさんです。※なかみは家族だいすきなおっちゃんです

さて、そんなわけでこれは読んでもらえるチャンス!俺もいっちょ書きましたよ、小説。プロもどきのモンスターライターたちのなかに、活字がキライな一般市民の俺が。なんで参加したんでしょうね。喰いころされそう

普通にやっても勝ち目がないので、舞台役者の経験をいかし、台本をつくることにしました。これって小説?という質問はいっさい受けつけておりません。俺が一番ききたい。これって小説?

さて、それでは本編へどうぞ!

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タイトル「マルチ反省会」

「登場人物」

・バーバリアン
男性。アホ。

・アーチャー
女性。しっかり者。

・ガーゴイル
男性。お調子者。魔界では魔王を目指していたとか。

・ジャイアント
男性。田舎っぺ大将。体が大きい分、意外と脳みそも大きい。

・ゴーレム
性別不明。長い年月を生きてきたせいで、みんなと時間の感覚がズレている。

・ウォールブレーカー
男性。気が弱い。

・ウィザード
男性。みんなのまとめ役。

・ペッカ
女性。鎧を身にまとう。内向的。

計8名。

・小道具

汚れた衣服。弓。剣。鎧。爆弾。
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開幕。
場、ベースキャンプ。
たき火の周りに集まるボロボロのユニット達。

なにやら重い空気。
ユニットが各々座ったり寝そべったりする中
ウィザード、ひとり起立。

ウィズ「えー、それでは第826回、マルチの反省会を始めます。各自、なぜ無星になってしまったのかを話しあいましょう」

ガゴ「はい」

ウィズ「ガーゴイルくん、どうぞ」

ガゴ「俺っちはやっぱり、ペッカちゃんがお散歩はじめちゃったのが原因かなー、って思うね」

ペッカ「ちょ、ちょっと待ってください」

ペッカ、慌てて挙手

ウィズ「はい、ペッカさん」

ペッカ「こんな事言いたくないですけど、それはガーゴイルくんが隠しテスラに焼かれてサイドカットが不十分だったせいで」

みな、うなずく。

ジャイ「あー、それはあるでごわすな」

ババ「わかるな!」

wb「確かに」

アチャ「そうね、だいたいガーゴイル体力低すぎんのよ。いつも『俺っち、この世界では貧弱だけど魔界ではブイブイいわしてる』とか言ってるけどさ。あんた、いつも気づいたら虫けらのごとく地面に転がってるから説得力がないのよね」

みな、さらにうなずく。

ガゴ「ひっでぇ、みんな俺っちの事そんな風に思ってたのかよ〜、ショック」

ガーゴイル、オーバーにリアクション。

ガゴ「んじゃさ、んじゃさ、言わせてもらうけどさ。そもそもその隠しテスラ起動させちゃったのジャイ坊じゃん」

ジャイ「お…おいどん?」

ウィザード、あごに手を添えながら。

ウィズ「ふむふむ、詳しく聞いてみましょうか。ガーゴイルくん、続けてください」

ガゴ「隠しテスラはどこにあるのかわからない、わからないけどさ。ジャイ坊が援軍釣り出しのときに起動させちゃったのが悪くね?あれがなければ俺っち、隠しテスラを起動させる事なくきっちり仕事できたぜ。ジャイ坊が俺っちのサイドカットの邪魔をしたんじゃねーかっつー話。しかもジャイ坊はその隠しテスラで体力削られて、相手の援軍を釣り出しきれてなかったしさ。総合的にみてジャイ坊が一番の戦犯なんじゃねぇの」

みな、ジャイアントの方を向く。

ゴレ「ジャイアントく〜ん、確かに〜、君は〜、ガーゴイルくんを〜、責める権利は〜無…」

ババ「わかるな!」

wb「ガーゴイルくんの話も一理あるね」

ジャイ「なんでごわすか、なんでごわすか」

ジャイアント、地面をたたく。
みな、すこしよろける。
ゴーレムだけ時間差でゆれる。

ジャイ「援軍の釣り出しくらいなんでごわすか、そこはウィザーどんがどうにかしてくれるでごわすよ。実際、援軍を釣り出しきれなかったことは、今回の無星の直接的な原因にはなってなかったように感じるでごわす」

ウィザード、すこし嬉しそう

ジャイ「おいどんが思うに、ペッカどんが散歩したこともそうどすが、ゴーレムどんが真ん中に進軍するのが遅かったのも星が取れなかった原因だと思うでごわすよ。そのせいで軍全体がグダグダになった気がするでごわす」

ゴレ「え〜え〜え〜え〜え〜、ぼ〜く〜?」

ババ「わかるな!」

アチャ「バーバリアン。あんた、ほんとにわかってるの?」

wb「ジャイアントくん、ゴーレムくんを会話に交えるとホラ。反省会が長引くっていうか、ちょっと」

ゴレ「え〜え〜え〜?ウォ〜ルブレ〜カ〜くん、それって〜、ど〜いう」

ジャイ「おいどんが戦犯にされるよりはマシでごわすよ」

ジャイ、また地面をたたく。
みな、すこしよろける。
ゴーレムだけ時間差でゆれる。

ペッカ「あのー」

ペッカ、きまずそうに挙手。

ウィズ「あっ、なんですか?ペッカさん」

ペッカ「バーバリアンさんが四隅の大工小屋壊してたら星一つは取れたかも知れないなぁって」

wb「あれ?そういえば、バーバリアンくんって出撃したっけ」

バーバリアン、首をかしげる

アチャ「あー、こいつはね。チーフが出すの忘れてたみたいで、手元に残っちゃったのよ」

ガゴ「えっ?なんじゃそりゃ、初耳だぜ」

ジャイ「出撃すらしてないのはどうなんでごわすか?戦犯以前の問題でごわす」

みな、うなずく

ババ、内容は理解していないが、なんとなくしょんぼり

アチャ「それはどうかしら?」

アチャ、挙手

ウィズ「アーチャーさん、どうぞ」

アチャ「手元に残っちゃったのはスクロールに隠れてしまってたからで。というか、そもそもこいつの責任にはならないと思うの。悪いのはこいつを出さなかったチーフよ」

みな、どよめく

ペッカ「あ、アーチャーさん。チーフのことを悪くいうのは…」

アチャ「私は事実を言ってるだけ。それに、四隅の大工小屋を壊すのが重要だと言うのなら、私だってできたはず。無駄なところで出撃してしまった私にも責任はあるはずよ」

みな、さらにどよめく

ウィズ「うーん、そもそも本当に四隅の大工小屋を破壊していれば星が取れたのでしょうか?すこし確認しますね」

ウィザード、ブツブツとなにかを唱え、手を空にかざす。

ウィズ「えーっと、破壊率48パーセントでした。残りふたつの施設を破壊する必要がありましたね。手元に残ってたのはバーバリアンくんひとりだけ。よって、あまり関係は無さそうです」

アチャ「だってさ、よかったわね」

ババ、嬉しそうにうなずく

ジャイ「付き合いが長いだけあって、仲がいいでごわすなぁ」

ゴレ「う〜ら〜や〜ま〜」

ガゴ「俺っちたちも見習わないといけねぇかもな」

みな、バーバリアンとアーチャーを優しい目で見守る

wb「ちょっと待ってよ」

wb、挙手

ウィズ「はい、ウォールブレーカーくん」

wb「ってことは、バーバリアンくんとアーチャーさんが四隅の大工小屋をそれぞれ壊してたら星が取れてたってことにならない?」

みな、固まる

アチャ「そう、ね。ごめんなさい」

バーバリアン、話は理解できていないが、アーチャーが悲しそうな顔をしているので、自分もつらそう

ジャイアントとガーゴイル、耳打ちをしながら

ジャイ「今それを言うでごわすか?」

ガゴ「さすがウォルブレッち、空気さえ破壊しやがるな」

ペッカ「ちょっと良いですか?」

ペッカ、挙手

ウィズ「どうぞ、ペッカさん」

ペッカ「私が思うに、ウォールブレーカーくんが壁に穴を開けられなかったのもダメだったかなって」

wb「ぼく?」

ババ「わかるな!」

アーチャー、身を乗り出したバーバリアンをそっと座らせる。

ガゴ「確かに、ゴーレムちんが進軍するのが遅れたのってそこが大きいよな〜。なんていうか、すべての基礎が崩れた感じ?ウォルブレッちはもうちょい自分の役割の重要さを知るべきだと思うね」

ゴレ「確かに〜」

ペッカ「で、ですよね」

ジャイ「一番ミスしてはダメなポジションでごわす」

wb、立ち上がりながら

wb「ちょ、ちょっと待ってよ。だってそれは壁のちかくにバネトラップがあったからで」

ジャイ「さっき隠しテスラに焼かれたおいどんとガーゴイルどんのこと責めてたくせに、それは無いでごわすよ」

ガゴ「だよな、同じトラップだぜ?」

ババ「わかるな!」

アーチャー、バーバリアンがセリフが言い終わるかというところで優しくバーバリアンを元の場所に戻す

ペッカ「ひとのダメ出しをするのも大事ですけど、自分の非を認めるのも反省会の目的のひとつかなって」

ゴレ「ひ〜と〜の〜ふ〜り〜み〜て〜わ〜が〜ふ〜り〜」

ウィズ「ウォールブレーカーくん、その点についてはきちんと非を認めた方がよろしいかと」

wb「てめぇら」

ウォールブレーカー、爆弾をとりだす。
みな、悲鳴をあげながらウォールブレーカーから離れる。
ゴーレム、なぜか動きがはやい。

wb「ひとがおとなしく聞いてりゃ好き勝手言ってくれやがって、こっちはいつも命がけなんだぞ。わかってんのか」

みんなから盾にされるウィザード

ウィズ「ウォ、ウォールブレーカーくん、落ちついて、落ちついてください。まずはその爆弾を置きましょう、僕たちは仲間なんですから、ね?」

wb「毎回毎回毎回毎回、ドッカンドッカンドッカンドッカン。死んでは召喚され死んでは召喚されてよぉ」

ジャイ「ダメだ、聞いてないでごわすよ」

ババ「ヤバイな!」

アチャ「あんた、他の言葉もしゃべれたの」

ガゴ「そんなこと言ってる場合じゃないって〜。俺っち、まだ羽が治ってないから飛べないんだぜ〜?」

ペッカ「羽が治ってたらなんなんですか?まさか、ひとりで逃げるつもりだったんですか?」

ゴレ「ガ〜ゴイルくん〜それは〜ひどいと〜おも」

ウィズ「ウォールブレーカーくん、僕たちの話を聞いてください」

wb「アッハッハッハッハッハッ、どうせ復活するんなら今ここでぶっ放しちまっても平気だよなぁ〜、みんなで仲良く骨になろうぜぇ〜」

アチャ「ちょっとー!イヤよこんなところで死ぬの」

ババ「ヤバイな!」

バーバリアン、アーチャーを守るような動作。
アーチャー、まんざらでもない様子。

ガゴ「おおおい、ペッカたん。鎧着てるんだから身をていしてウォルブレッち止めて来いっつー話」

ペッカ「体力満タンなら耐えられますけど、今は私でも無理ですー」

ジャイ「あー、こんなところで死ぬならダクエリ飲みまくっておいどんもヒーローになればよかったでごわすー」

ガゴ「ジャイ坊がヒーローになってもウォーデンみたいなハゲオヤジになるだけっしょ」

ジャイ「今なんて言ったでごわすか」

ペッカ「もう、ここで争わないでくださいー」

ウィズ「こ、こうなったら私の魔法で」

アチャ「えっ、ちょっとウィザードなに言ってんのよ、あんたの魔法って」

ウィザード、何かを放つ動作。

アチャ「ファイアボールでしょ」

ウォールブレーカーの爆弾。点火。
一同、アホー!と叫ぶ。

暗転。
爆発音。

閉幕。

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これって小説?

自分で書いてて思ったのはこれ卑怯やな。ってことです

台本だからこまかい心理描写や状況説明がいらない。というか、しちゃいけない。演出のはばをせばめますので。感嘆符や三点リーダーすら不必要という書きやすさ。書きたいストーリーがあるけど、小説なんてむつかしくて書けねぇよ。というかたは台本づくりから入っても良いんじゃないでしょうか

ダチヒロさんのクラクラ書評コンテストは締め切りが2016/07/17(日)なのでおはやめに!

以上です。今日も実りある日になりますよう

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