なんなんなんなんかなんなんなん|泣きなぐ|クラクラ

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K1-3

ここまでの”泣くなぐ”一気読み

ポチョムキンが好き。
この湧き上がる想い。もう抑えきれない。

良子は悩む。
これはファンとしてのそれなのか。
男と女としてのそれなのか。

哲夫には不満はない。
よくやってくれていると思う。
ただ、自分に内緒でヒトカラでツイキャスとかされるとなんか引く。

この間なんて、ポケットテッシュが入ったズボンをそのまま放り込んだものだから洗濯機の中が紙のカスだらけに。本当に馬鹿。あまりにむかついたのでLINEで文句言うと、謝り倒してきたから許してやろうかとおもったら、異動先の先輩と飲むからって夜遅く帰ってきた(逃げやがった)ポチョムキンと会っていたのバレバレなのに。

「一度あいませんか」

これはあくまで仕事。
公式の担当者として、クラクラの未来のために。クラクラ界隈の歌舞伎者ポチョムキンと会うことは悪いことではない。

…よね?

公式の担当を名乗る人物から連絡があった。
用件はわからないが、兎に角会って話がしたいという。

日本公式のチーフである大和川満からは何の連絡もなかったのでこの担当単独での取材なのだろう。

満とは、時が来るまではポチョムキン垢をフォローしない方向で話はついているのだが何やら面白そうな匂いがする。ポチョムキンは面白い匂いに敏感なのだ。

よくよく確認すると女性だった。

しかも、ロマん(哲夫)の嫁じゃないか。
小鳥遊(たかなし)という特殊な名前だったのですぐに分かった。

満の部下で、ロマんの嫁。
なにこれ面白い予感しかしない。
しかも前にDMで見せてもらったけど、ロマんの嫁はなかなかの美貌。

これは…。

…だよね?

あくまで仕事。
これは仕事。上司(満)の了解は取っていないけど、これは仕事。

ポチョムキンに会いたい。
これは一ファンとして、一クラクラユーザーとして、そして日本公式としての純粋な好奇心。

哲夫に内緒でかった上下赤の下着は、単純に戦闘モードに入りたかっただけ。

決していつ見られてもいいように。
なんて思ってないんだから。

女性としての自分はどうか。
鏡を見るたびに思う。
昔、哲夫と結婚する前の自分と比べてどうか。

ねぇ哲夫さん。私は今も変わらず可愛い?

あなたに最近、愛してるって言われたのいつだったかな。

もし、ポチョムキンに今日。
愛してるなんて言われたら、あたし…。

ってナイナイ!
そもそも仕事の話だし。
ポチョムキンは愛妻家、家庭大好きで有名だし。

キャー何言ってんの私。

キャー!!!

「あの。」

キャー!!!!!!!

「あの、」

キャー!!!!!!!

「小鳥遊さんですよね?」

目の前のハマケン似の男が話しかけてくる。

ん?ハマケン似?
それポチョムキーン!!!

 

「あはは、面白い方ですね」

どうしよう。
ポチョムキン爽やかだ。
見た目はまぁハマケンだからアレだけど、普段のツイッターの印象とは全く違う。

なんか、丁寧。
敬語とか、似合わない。
いや、ツイッターでもまじめな話のときは結構ちゃんとした言葉使うし。ああ、社会人だなって思うことあるけど。

普段のあのハッチャけたスタイルからは想像できないくらい落ち着いている。

「で、本日のご用件は?」

ああ、しまった。
テンパって自己紹介すらまともに出来てない。しっかりしろ!良子。

「あの、私は…」

「小鳥遊良子さん、哲夫さんは。いやロマんは元気してますか?」

ポチョムキンとの対談は。
夢のような時間で。
この男はただフザケテルだけに見せて。実はしっかりとした芯を持ってて。

クラクラを誰よりも愛して、しかもクラクラをする自分が面白くあろうとしている。

哲夫が、ロマんが惚れるわけだ。

絶対にポチョムキンをフォローすべきだ。
この男をフォローしないのはクラクラにとってマイナスだとさえ思った。

良子も、ポチョムキンに惚れたのだ。

彼は、無理にはフォロー不要ですよという。だってフォロー無いほうが面白いでしょう?と。

しかも、上司の承認がないまま単独でのアプローチがなぜかバレていた。

あなたの独断で話を進めては、いろいろと立場上不味いのではないですか?なので慎重に行きましょうと良子を気遣って見せた。

微笑のポチョムキン。
彼はクラクラ界に微笑をもたらす天使なのか。

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